こんにちは、毎日死に物狂いで仕事をしているNever give up nurseです。
今回は現役看護師である僕が仕事をしていると何でそうなるのか、原因は何か考えることが多くその経験から様々なことを学んだので、その学んだことを生かして看護師国家試験の問題について解説したいと思います。
今回のことが少しでも皆様のお役に立てればと思います。
問題32.生体(生理)検査はどれか
①喀痰検査
②脳波検査
③便潜血検査
④血液培養検査
答え.②
□解説
臨床検査には検体を採取して検査する検体検査と身体を直接調べる生体(生理)検査があります。
①、③、④は生体(患者さん)から採取した検体(痰、便、血液)について調べる検査です。その他に、採血や一般尿検査、尿培養検査があります。
②患者さん(生体)の頭部へ機器を装着して脳波を検査します。生体に直接機器を使用し検査するため生理検査となります。
■補足
臨床検査は患者さんが発しているサインや身体の状態を調べ、疾病の診断や疾病の早期発見、治療の判断、経過などをみるために行います。
つまり、入院時から退院にかけて必要なことでありきちんと検査の内容を把握しておくことが大切になります。
臨床検査には患者さんから検体を採取して検査する検体検査と患者さんに直接機器を使用し検査する生理検査があります。
検体検査には採血や一般尿検査、血液培養検査、尿倍尿検査、喀痰培養検査などがあります。この中で一番行う検査は採血だと思います。
採血は今現在の身体状態を把握するために行い、状態が変わった場合には身体状態がどのようになっているのか把握することができます。また、定期的に採血を行うことでどのように身体状態が変わっているのか比較、判断することができるため採血は一番基本的でよく行います。
生理検査にはⅩ-P検査、CT検査、MRI検査、心電図、心エコー、腹部エコーなどがあります。
患者さんに直接機器を使用し検査するため検査を行う前に確認しなければならないことが時折あります。
MRI検査は磁気共鳴画像と言われ磁石のトンネルに入り強い磁気と電波で身体の中を見る検査なので身体に貴金属を装着していたり、体内に埋め込んだりしている場合は外せる場合はすべて外し、体内に埋め込んであるステントや人工弁、ペースメーカーがある場合はDrに確認する必要があります。
臨床検査は必ず必要なことでありどのような検査があるのか理解しておくと患者さんの状態がより深く理解することができると思います。