nevergiveupnurseのブログ

日々死に物狂いで働いている男性看護師です。これまでたくさん失敗や挫折をしてきましたが、結果今は楽しく仕事することができています。意見や分からないことがあればどしどしコメントへ書いてください。分かる範囲でお答えさせていただきます。

現役看護師が解説する看護師国家試験  ㉔寝衣について

こんにちは、毎日死に物狂いで仕事をしているNever give up nurseです。

 

今回は現役看護師である僕が仕事をしていると何でそうなるのか、原因は何か考えることが多くその経験から様々なことを学んだので、その学んだことを生かして看護師国家試験の問題について解説したいと思います。

今回のことが少しでも皆様のお役に立てればと思います。

 

問題24.患者の状態と寝衣の特徴との組み合わせで適切なのはどれか

①発熱がある患者―防水性のもの

②開腹術直後の患者―上着とズボンに分かれたもの

意識障害のある患者ー前開きのもの

④下肢に浮腫のある患者ー足首にゴムが入っているもの

 

 

答え.③

 

 

□解説

寝衣はその素材と形状によって特徴があります患者さんの活動や状態を考えて寝衣を選択していくことが大切です

意識障害四肢麻痺、術後などの時は寝衣交換がしやすくドレーンや創部を観察しやすいように前開きのものがいいです重度の意識障害や麻痺がある場合などは病衣などを選択してもいいです。

①は発熱がある場合発汗が多くなる可能性が高く防水性のもではなく、水分を吸収できるように吸水性の高い寝衣がいいです。

②は術後はドレーンやルート、バルーンなどのデバイス類が多く、創部の観察も必要なのですぐに観察できるように前開きの寝衣がいいです。

④は浮腫がある場合にゴムが入っていると圧痕がついて傷ついたいり、浮腫が増強する可能性があるため下肢を圧迫しないよう足首にゴムが入っていない甚平タイプを使用するか、ゴムの入っていない靴下を着用する必要があります

 

■補足

寝衣は様々なタイプがありますが、「この患者さんにはこの寝衣」など必ず寝衣を決めるのでなく『患者さんの負担にならないような寝衣はどれか。患者さんの希望はどれか』など患者さんに合わせて寝衣を選ぶ必要があると思います。

前開きのパジャマでも袖や足首にゴムが入っていないタイプと入っているタイプがあり、足や腕に浮腫がある場合などの時はゴムが入っていないパジャマを選択したりします。

 

寝衣には関係ないですが、認知力が低下している患者さんはルートを自己抜去する可能性が高いため、目のつかない様に肩からルートを出したりする工夫を行う時もあります。その他にもBaをズボンの足首の所から出したり寝衣を変えるだけでなくデバイス類の場所の工夫も大切です。