nevergiveupnurseのブログ

日々死に物狂いで働いている男性看護師です。これまでたくさん失敗や挫折をしてきましたが、結果今は楽しく仕事することができています。意見や分からないことがあればどしどしコメントへ書いてください。分かる範囲でお答えさせていただきます。

現役看護師が解説する看護師国家試験  ⑫死の三徴候について

こんにちは、毎日死に物狂いで仕事をしているNever give up nurseです。

 

今回は現役看護師である僕が仕事をしていると何でそうなるのか、原因は何か考えることが多くその経験から様々なことを学んだので、その学んだことを生かして看護師国家試験の問題について解説したいと思います。

今回のことが少しでも皆様のお役に立てればと思います。

 

問題12.死の三徴候に含まれるのはどれか

①筋の弛緩

②角膜の混濁

③呼吸の停止

④呼名反応の消失

 

 

答え.③

 

 

解説

死の三徴候1)自発呼吸の停止2)心臓の停止3)対光反射の消失(瞳孔散大)です。

なので、③となります。

死後2~3時間経つと筋の収縮が始まります(死後硬直)。なので、死後は筋肉は収縮します。死後硬直は死後12時間頃が最も強くなると言われています。

早期死体現象の一つで死後12時間以降から始まります

④呼名反応の消失は死の徴候には含まれず、脳梗塞や急性アルコール、脱水などの意識障害の時にみられます。

 

■補足

死の三徴候は自発呼吸の停止、心臓の停止、対光反射の消失(瞳孔散大)なのでまず心電図モニターをつけ心停止を確認し、呼吸音が消失しているか、自発呼吸はあるかを観察し自発呼吸が停止していることを確認します。そして最後に対光反射を観察し対光反射が消失していることを確認します。

 

実際になくなる際は、徐々に徐脈になり心停止が先になるか、徐々に呼吸が少なくなり下顎呼吸やあえぎ呼吸などの死戦期呼吸がみられ自発呼吸が停止することが先になることもあります

なので、徐々に徐脈になったり、呼吸が浅くSPO2が測定できなくなった時は、家族に状態が悪化していることを伝えきちんと看取れるように配慮する必要があります

 

またその他に、患者さんの状態が急変した際には頸動脈を確認し脈が触れているか、胸の動きや呼吸状態を観察し呼吸しているか確認する必要があります。

この2つが確認できなければ死の危険性が高いためすぐにBLS(一時救命処置)を行う必要があります。