こんにちは、毎日死に物狂いで仕事をしているNever give up nurseです。
今回は看護師の仕事は何か大まかな内容と目的・役割を説明したいと思います。
看護師の仕事は大まかにいうと
「患者や利用者、家族の安全と安楽を守り少しでも健康でその人らしく生活できるよう介入していくこと」
だと思います。
看護師の仕事内容として診療の補助と療養上の世話がありますが、まずは対象者(患者や利用者、家族など)の方がいなければ仕事がありません。
つまり、看護師の目的は対象者の方を理解しないときちんと理解することができません。
どのような障害や疾病があり日常生活にどのように支障があるのか、その方の周囲を取り巻く環境や状態はどのようになっているのかしっかりと理解しないと看護師として日々目的を持って関わることはできません。
看護を必要とする方は身体的、精神的、社会的に疾病や障害などにより疲弊したり何かしらの状態により上手く日常生活ができない方が多いです。
その中で、まずは何を優先して関わっていくのか情報をしっかりと収集、整理、分析し関わっていくことが大切になります。
看護師の目的は主にこの4つがあります。
1.健康の増進
2.疾病の予防
3.健康の回復
4.苦痛の緩和
この4つの目的の中でまずは、その患者に何を優先する必要があるのかを考える必要があります。
例えば・・・
肺炎で入院した患者さんで入院初日で必要な目的として3.健康の回復と4.苦痛の緩和だと思います。
しかし、入院してしばらくして状態が安定し退院のめどがった場合は、1.健康の増進や2.疾病の予防が目的となります。
このように対象者の方の状態や状況を理解することで目的の優先順位を決めることができると思います。
最後に看護師の役割として
看護師は対象者の方の生命力の消耗を最小に持てる力を最大限に発揮できるよう環境を整えていくこと
だと思います。
また、人はそれぞれ十人十色だと思います。なので、一人一人少しでもその人らしく生活できるように身体的、精神的、社会的に関わっていくことが看護師の役割だと思います。