nevergiveupnurseのブログ

日々死に物狂いで働いている男性看護師です。これまでたくさん失敗や挫折をしてきましたが、結果今は楽しく仕事することができています。

現役看護師が解説する看護師国家試験 ①セットポイントについて

こんにちは、毎日死に物狂いで仕事をしているNever give up nurseです。

 

今回は現役看護師である僕が仕事をしていると何でそうなるのか、原因は何か考えることが多くその経験から様々なことを学んだので、その学んだことを生かして看護師国家試験の問題について解説したいと思います。

今回のことが少しでも皆様のお役に立てればと思います。

 

問題1.体温のセットポイントが突然高く設定されたときに起こることはどれか

①立毛

②発汗

代謝抑制

④皮膚血管拡張

 

 

 

 

 

答え:①

 

 

 

 

 

解説

セットポイントが高く設定されるとその温度まで体温を上昇させる必要があり、悪寒(寒さ)をかんじて立毛(鳥肌)を行い、皮膚血管を収縮させ、熱を生産するためシバリング(筋肉のふるえ)を行い体温を上昇させます。

セットポイントが高くなると悪寒立毛シバリングがあります。また、代謝を良くし熱を生産させるために血管は収縮し血流を増加させます。

 

②発汗、③代謝抑制、④皮膚血管拡張はセットポイントが低く設定されるとその体温まで低下させないといけないため、血管を拡張させ発汗を行い熱を放散させます。

 

 

 

 

■補足

今回のことをふまえ、

実際の臨床では発熱があった場合にセットポイントが高くなり、その後セットポイントが下がります。

セットポイントとは体温調整中枢(視床下部がセットする体の調整温度であり免疫力を高めるために体温を調整したりします。

体の中で感染が起きると細菌やウイルスなどに対して免疫機能を働きやすくするために体温を調整します。

(この時、体温を調整しないと免疫機能が上手く働かないため体の機能が低下します)

そのため、体温調整中枢が免疫機能が働きやすくするためにセットポイントを高くして体温を上昇させます。

しばらくして、細菌やウイルスなどに対して免疫機能がしっかり働くと徐々にセットポイントを低くして平常の熱に体温を戻します。

 

臨床では患者さんに発熱(38.0以上)がみられることがよくあります。

この時に、悪寒やシバリング、立毛などがあった場合は、できるだけ暖かくしセットポイントにすぐに達することが出るように毛布などで環境調整を行う必要があります。

その後、体熱感顔面紅潮発汗があった場合はセットポイントが下がっているので氷枕や環境調整を行う必要があります。

熱があるからといって熱を下げるようにするだけでなく、患者さんの訴えや状態を見て関わっていく必要があります。

 

 

ではまた、今回のことが少しでもお役に立てたらうれしいです。